いろいろ考えることを止められない、不幸脳の戯言。
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静謐を守るべき場所
先日、図書館で考え込んでしまう出来事があった。
3歳未満の子供を連れたお母さんのことだ。
子供はえらくご機嫌で、大声で歌を歌いながら図書館をうろうろしていた。
お母さんはその間本の検索で、子供に目が全く向いていない。

図書館、美術館、教会というところは、静かに過ごすところなのだと教わったのだが、常識が変わったのか?
騒ぐと怒られる場所だと認識していたのだけど、そうでもなくなったのだろうか?

よほど子供に直接注意すべきか、親に注意すべきか悩んだのだけど、結局しなかった。
注意された側は”言わせてすいませんと恥じる”だろうし、注意した側も”余計な事言ってすいませんと恥じる”ことになると思ったからだ。
自分の対応にも自信がない。

ただ、もし自分が図書館のスタッフだったら、躊躇なく速攻で注意しにいったろう。
それはスタッフに求められている業務だと思うし、その図書館のルールを一番把握しているのもスタッフだからだ。

その親子が15分ほどでいなくなったのは、私が見ていない間に注意を受けたからかもしれないし、用事が終わって帰っていったからかもしれないが、やたらと丁寧な貸し出し応対をするスタッフよりも、平穏を守る方に努力してほしいと思った出来事だった。

そんな中借りてきた本、「アメリカのベジタリアンはなぜ太っているのか?」(矢部武)はなかなかおもしろかった。
アメリカ人の国民性を書いた本なのだけど、日本もそのうちこうなるんじゃないの?!ということがたくさん書かれている(筆者もそれを狙っている)。

アメリカは格差社会だけども、自助努力さえすれば這い上がれるのだと考えてしまう傾向がある。
いわゆるアメリカン・ドリームってやつだが、実際それを掴み取れるのは、その人自身が映画のネタになってしまうくらい珍しい出来事であって、大半の貧困層にあてはまるものではない。
それなのに、貧困の主な原因について、富裕な人ほど自助努力が足りないとする傾向があるのだ。

まさに、今の日本はこれに向かいつつあると思う。
日本では自助努力ではなく、自己責任という言葉で語られている。

本来、自己責任はその人の生い立ちや、同水準の教育があることを鑑みた上で語られるべきことだと思うが、富裕な人ほど、自分の努力でここまで来たと思いがちだ。
もちろん、自分の努力がなくては、どうにもならない社会に暮らしていることは間違いない。
だが、スタートラインが違うのだ。

スタートラインとは、つまり、出生時の環境のことだ。

「きみはペット」という漫画、漫画のレンタルがあったので、読んでみた。
主人公は東大出、ハーバード大卒のバリバリのキャリアウーマンという設定だが、同僚のやっかみを受けて、”ここまで来たのは自分の努力があったからだ”とつぶやくシーンがある。
確かにそう。
だが、この主人公、お家がりっぱである。
小学校から私立で、グループ企業のトップのおじい様がとりしきっているような家庭。

質の良い教育を受けられる環境があって、主人公の努力があって、ようやく、成り立ったバリバリのキャリアウーマンなのだ。

漫画だからどんな設定でもいいし、突拍子もない設定程おもしろいのは確かだが、ここで現実に向き合わされてしまった。
やっぱ、出自だよな、と。

少数の、特殊才能を持った人だけを祀り上げる社会が、果たして健全と言えるのかどうか・・・・
アメリカはすでにそういう社会になっているが、日本も後追いすべきとは思えない。
ただ、横並びシステムは、突出した人を萎えさせるからすべきではない。
優劣があって当然、でないと推進力も失ってしまう。

推進力を失わずに、うまく優劣さをつけるような社会なんて、理想でしかない。
理想はたまに宗教と結びつき、胡散臭いものへと早変わりする。

要するに、難しいのだ。

はっきりモノを申すと、絶対にどちらかに傾く。
曖昧さは難しい。

日本人特有の曖昧さでもって、バランスの良いところを探っていく間に、私の命は尽きそうな感じだけど、こういう人間が、今後も一定割合で生き延びていくことこそが重要なのだと思う。
まあ、政治家にはなれないね、曖昧なのは大衆であるべきだもの。
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コメント
管理権
matさん

迷惑行為を一定の場所で目撃したなら、
当事者に注意するのは、radishも迷います。

店舗や公共の場所に管理権があり、
店長や○○長という肩書のある人は、管理する権利があります。
店内の治安を守るのが業務上、認められているます。
万引きを敷地内で捕えたり、
店内の酔っ払いを捕えるのが、店長の業務上の責任。

それを知らない、雇われ店長が多いです。
会社で教育を受けてないのが原因かもしれません。

迷惑行為を目撃したら、
敷地内(店舗)の管理者(店長)に知らせて通報を促す。
それができない管理者は、本社に通報。
迷惑行為をしている人には、
「警察に言いますよ」と告げれば、反論しないです。

もし参考になれば、良いのですが・・・
安全を保障しないので、自己責任で行動してください。
radish[URL] 2012/09/26(水) 18:46 [編集]
radishさん
> 迷惑行為をしている人には、
> 「警察に言いますよ」と告げれば、反論しないです。

迷惑駐車なんかは警察を呼びますが、捕まったら違反なわけで、
今後の人間関係にも影響がある場合があったりと、なかなかやりづらかったります。
それにね、普通、警察署や交番の電話番号って知ってます?
110番通報は緊急の時に使うわけで、駐車違反なんかは最寄りの交番ですよね。
以前、交通事故にあったので、その時ようやく警察署の番号を知りましたよ。
交番は今でも知りません。場所は知ってるけど。

ちなみに、あれから図書館にまた行きましたが、図書館では静かにしましょう、
携帯電話はマナーモードでという放送が流れていました。
やっぱり誰か注意したのかもしれません。
mat[URL] 2012/09/27(木) 20:28 [編集]
通報
matさん

警察の通報は2種類に分類されています。
○○市:警察署の番号をネットで検索しておいて、
携帯に登録すると良いです。
緊急ではない場合は、市内の警察へ通報が有効です。

緊急の場合は110で通報。
やっぱり携帯に登録すると簡単です。
110はGPSで位置を確認してくれるから、
事件・事故の場所説明が省略できて簡単。
名前だけで通報者を確認してくれる。(携帯電話にGPSあれば)

ところが市内の警察署では、現場位置の説明が難しい。
知らない場所では、住所が言えなくて難しい。
○○市の○○店・・・っていう感じの説明で、なんとか伝わる。
警察署のシステムが、どこでも同じではないけど、
通報者の確認事項として、名前・住所・電話などを、
警察署に言うのが、面倒ですが仕方ありません。

110通報や、警察署の通報などから、
最寄りの交番または巡回中パトカー等へ、自動的に手配される。

radishは通報マニアで、誰よりも早く通報するため、
効率性を自己満足で追及してます♪

「事件ですか? 事故ですか?」オペレーター
「○○です」radish
「○○現場の通報ですか?」オペレーター
「そうです・・・」radish
「すでに3件の通報を確認しています」オペレーター
「そうですか・・・」radish
「警官と会うのを希望しますか?」オペレーター
「被害は無いので遠慮します」radish
「ご協力 ありがとうございました」オペレーター

電話を切った後、心の中で・・・
「えっ~ オレさまよりも早いヤツがいるのか~」と歯ぎしりしてます。

radish[URL] 2012/09/27(木) 23:30 [編集]
radishさん
つ、通報マニアですかあ~
それは初ジャンルですね。
世の中にはいろんな人がいるなあと感心しました。
mat[URL] 2012/09/28(金) 22:30 [編集]

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